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早稲田出版「パラダイム 刑法」

2010/04/08 17:59

パラダイム 刑法 (司法試験ロースクール・いきなり論文過去問シリーズ)
早稲田経営出版

ユーザレビュー:
法科大学院の純粋未収 ...
純粋未収の法科大学院 ...
コンセプトがよい司法 ...
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以前に紹介した、パラダイムシリーズのうち、刑法を扱ったものです。
…これまた、絶版なので、手に入れるのは困難でしょうね。紹介する意味があるのかと言われると困ります。

数年前に使っていて、再び紐解いてみました。
まず、問題を分かりやすく説明しているのがポイントだと思います。一般の解説書は、いきなり問題の解答に入っていってしまい、そもそもどのような構造の問題であるのかを解説するものが少ないように思われます。問題の構造を把握することは、解答するうえで必須のステップです。そのステップをきちんと踏んでいるという点において、この本は評価できると思います。

解説も丁寧で、まったく法律を知らない人でも分かるようになっていると思います。
しかし、致命的な欠点として、ほとんどすべてが天下り式の説明になっており、制度趣旨などから出発した解説が少ないという点があります。予備校本だから仕方ないのかもしれませんが…。刑法は論理がきわめて重要で、奇想天外な説でも(さすがにそれは受け入れられないか…)、論理的にきっちりと説明してあれば、それなりに評価されるようになっています。そのため、説得的な説明が欠けているところは、刑法においてはマイナスだと思います。

また、法適用も微妙なところがあるような気がします。気になったのは、共犯関係。あまりに安易に教唆犯を認めたり、(共謀)共同正犯を否定したりしています。たとえば、甲が乙に100万円を渡してAを殺すように依頼した、という事案で、甲には教唆犯が成立するとしています。しかし、100万円という安くもない報酬を渡して、殺害を依頼することが単なる「教唆」で済むのでしょうか。甲は自分の犯罪として行っているのであり、共謀共同正犯が成立するように思われます。甲は犯行に具体的な関与はしていませんが、報酬を与え、乙の意識を高め、犯行に協力しているものと評価できるのではないでしょうか。

もっとも、そんなところは、前述の通り、きちんとした理論に基づいて説明されているのならば、どっちでもいいのだと思います。けれども、この本では「甲が乙に唆しているので」と、決めうちで書かれており、「おかしいな?」と感じてしまうのです。

などと、欠点もありますが、初学者はそのようなことなど気にせず、とりあえず刑法の世界に触れてみるのがいいと思います。そして、実力がついてきたら、読み返して、いろいろとツッコミを入れればいいのではないでしょうか。

というわけで、悪口も書きましたが(笑)、一粒で二度おいしい本とも言えると思います。
絶版、しかも数年前の本なので、もはや流通に存在はしていないような気もするのですが、古本屋などで見かけた場合は、ちょっと手に取ってみるのもいいのではないでしょうか。
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取調べ相手と恋に落ち脱獄手助け、女性取調官に有罪 ロシア

2010/03/02 14:34




全米が泣いた!
取調官と犯罪者、愛の逃避行!

…って、これ本当にあった事件です。
しかも全米が泣いたかどうかは定かではありません(笑)。

#むしろ「笑った」かも…

取調官も人間です。このような事態も起きてしまうのでしょう。
しかし、取調中に恋に落ちるというのは、いったいどういう経緯なのか…?

身上話などを聞いていたら、情が移ってしまったのでしょうか。
それとも、フェロモンなどの化学的な反応なのか。
あるいは、運命の赤い糸か…。

こんなこともあるんですねえ。
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中国反体制作家、劉暁波氏の懲役11年確定 欧米諸国は反発

2010/02/11 20:19



先日紹介した、中国の反体制作家が逮捕されたというニュースですが、その続報です。
まあ、当然というか、やはり中国というか、有罪になったそうです。
しかも懲役11年!
ビックリです!

中国には表現の自由などないのですねえ。
まあ、共産主義の独裁社会ですから、当然のことなのでしょうが。

さすが中国、としか言いようがありません。
やっぱり中国とは関わりたくないなあ。
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暴れん坊将軍の罪責

2010/02/04 19:16
とてもくだらない内容なのですが…。

テレビで「暴れん坊将軍」なる番組が放映されています。
昔の番組なので、再放送です。しかし、味のある番組は、何度見てもいいものです。
それはさておき。
ぼーっと見ていて考えました。

「登場人物の罪責は?」

特別法には詳しくないので、刑法の話になりますが。

今回の話は、こんなものでした。

とある藩の跡継ぎ(男の子)が生まれなかったところ、藩主の妻が子を出産した。
しかし、その子は女の子であった。
そこで、藩を牛耳ることを狙う悪役が、手下を使って、別の者が産んだ男の子とすり替えてしまう。
そして関係者を消すべく、浪人たちが男の子の母親や産婆たちを切り捨てようとする。
それを知った産婆は納屋に火を着けて誰かに助けてもらおうと図る。
これに気づいた吉宗たちが駆けつけ、間一髪、助けられる。浪人たちは逃走した。
その後、御庭番の諜報活動により、黒幕と女の子を産んだ藩主の妻が明らかになる。
真実を語らせようと、我が子に会いたいと懇願する藩主の妻を誘い出す吉宗。
説得に成功し、藩主の妻は奉行所へ走る。しかし、藩主の手下により暗殺されてしまう。
吉宗は自ら罰を下すことにし、黒幕を訪れ、成敗したのだった。

まず、実行犯である手下の者。

子をすり替えるのは、未成年者略取誘拐罪(刑法224条)に該当するのではないでしょうか。
そして、関係者を消そうとしたことは、殺人未遂罪(刑法203条)に該当します。
藩主の妻を殺害したことには、殺人罪(刑法199条)に該当します。
最後に吉宗に立ち向かったところは、正当防衛も考えられますが、積極的な加害意思があるので、普通に殺人未遂罪(刑法203条)になるでしょう。

ただし、これらはすべて黒幕の指示によって行われているので、すべて黒幕の間接正犯ないし教唆犯となるのではないか、という疑問もあります。しかし、盲目的に従っていたというわけではなく、また、犯罪の意思がなかったところを引き起こされたということもできず、どちらも成立しないでしょう。

黒幕とあわせて、共謀共同正犯(刑法60条)が成立すると考えます。共謀があったところの場面は見逃したのですが、指示しているシーンはあったのでしょう。

次に、産婆さん。

納屋に火を着けています。これは非現住建造物放火罪(刑法109条1項)に該当します。家屋敷が産婆さんの所有物なのか分からないのですが、江戸時代のことですから、女性が所有権を持っていることは少ないのではないでしょうか。ただ、所有者らしき人も見つからなかったのですよねえ。もし所有物だとしたら、同条2項になり、公共の危険が生じるほどには燃えていないので(納屋の中で燃えて煙が上がっているだけだった)、不可罰となります。

ただし、これはいまにも殺されそうになっている状況で行ったことなので、急迫不正の侵害があり、正当防衛が成立するようにも思われます。その場では、「産婆の手伝いから、浪人が『皆殺しにする』と聞いた」というにすぎず、急迫不正の侵害があったかどうか、微妙なところではあります。ただ、仮に侵害がなかったとしても、誤想防衛として故意が阻却される可能性はあります。完全に信じており、そのように信じることについて過失はなかったと考えられますので、故意は阻却され、結局、犯罪は成立しないことになります。

最後に、吉宗さん。

殺陣シーンでばったばったと襲いかかってくる藩士を切り捨てていますが、あれは正当防衛になるんでしょうか?
いくら襲いかかってくるとしても、吉宗さんは相当の実力者(剣技において)のようですから、切り捨てる必要はないように思えます。峰打ちにして気絶させることもできるわけです。それにもかかわらず、刃を向けて、思いっきり切り捨てています。これは正当防衛にあたるとしても、質的過剰の過剰防衛(刑法36条2項)にあたるのではないでしょうか。

そして最後の「成敗!」ですが、あれを見るに、黒幕はほとんど戦意喪失し、戦う気がなかったように見えます。それにもかかわらず切り捨てるのは、もはや正当防衛とはいうことができず、単純な殺人罪(刑法199条)になるというべきではないでしょうか。斬っているのは御庭番ですが、命令しているわけで、御庭番が将軍に必ず従う者であることも考えると、間接正犯であるともいえるのかもしれません。

しかし、吉宗さんは、幕府の最高権力者であります。とすれば、法の執行として正当化されてしまうのではないか(刑法35条)という気もしますね。現代では、そんな直接強制は許されないのですが、江戸時代であれば、許されてしまうのかもしれません。

そんなことをいえば、現代の刑法を江戸時代にあてはめること自体がナンセンスということになるのですが。

…まあ、お遊びです。はい。
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『アバター』上映打ち切った中国政府、「国産映画の上映を優先させるべき」

2010/01/26 14:46



「タイタニック」を抜き、空前のヒットを成し遂げている(らしい)映画「アバター」。
予告をちらっと見た程度なのですが、面白いのかな? よく分かりません。
まあ、これだけ人気があるということですから、何か良い点があるのでしょう。
相方さんは「造形がかわいくない」と言ってましたが、まあ、米国のセンスなので仕方ありませんね。アメコミ的な印象を受けます。

それはそれとして。
中国でも公開されており、大ヒットを記録しているそうなのですが、中国政府が公開を一部制限することにしたそうです。その代わりに、愛国映画「孔子」を上映するとのこと。
中国政府がどのように関わっているか分からないのですが、政府には命令権・指揮権があるということになるのでしょうか。日本では、なかなか考えられないことです。政府直営の映画館であればまだしも、一般の映画館に対して、政府が指定する映画を上映させるようにすることは、かなりの問題があります。
国民の権利を制約するものなので、間違いなく、立法が必要です。仮に「映画上映に関する特例法」みたいなものを定めたとしても、今度は営業の自由に対する制約、表現の自由に対する制約(間接的ですが)、知る自由に対する制約(誰が主張するかによりますが)が問題となるでしょう。他にもあるかもしれません。
まあ、とにかく、大問題です。

中国は、自国の映画産業を保護しようとしているようです。
良いことか悪いことか、賛否両論だと思います。米国は反対を表明しているそうですが、自分が売り手の側ですから、当然、反対するでしょうね。当事者の意見は参考になりません。

世の中の人たちがどのような判断をしているか知りませんが、個人的には、悪いことではないんじゃないかと思います。
確かに、現代はグローバル化が進んでおり、他国の映画であっても、それを排斥することは国際協調などに反し、現代の潮流と反するようにも思えます。
しかし、グローバル化、とりわけ市場のグローバル化は、すなわち、弱肉強食の市場原理が世界規模ではたらくということになります。これは、生産性が劣る事業者は淘汰されていき、真に強い者しか生き残れないということを意味します。世界全体で見れば、そのような市場原理がはたらくことによって、経済力は上昇していくことになるでしょう。しかし、一方で、敗者は事業を清算しなければならなくなり、多額の負債を負うことになります。このような事態に対する手当てが、政府による生活保障などの社会福祉、いわゆるセーフティネットです。これが整備されていることにより、たとえば破産手続により債務の責任を免れることができたりします。
そのため、世界規模での市場原理を認めてもよいように見えるのですが、これは地球全体に政府が存在することを前提とした話です。現状、国連はそのような役割を果たし切れておらず、各国にゆだねられています。市場原理によって淘汰された国の国民が税金を払って、敗者を支えるというのも、変な話です。本来ならば、利益を得たところの人々が支払う税金によって、生活保障を支えなければならないはずです。
そのような理由で、市場のグローバル化は、セーフティネットという観点において、まだ未成熟な段階にあるものと思っています。もちろん、各国の取り組みによって、改善はされているのでしょうが、求められる段階には至っていないのではないかと感じています。まあ、データが少ないので、なんとも判断できないというのが実のところですが。

このような考えを背景にするならば、一種の鎖国的な政策をとり、国内の産業を保護することには合理性があるものと思います。ほとんどの産業は、ぱっと出てきたものがトップに躍り出られるようなことはなく、長い経験や知識の積み重ねによって頂点に立てるものです。国内の産業が壊滅してしまっては、逆転はないでしょうからね。

…こういうことを中国が考えているかは知りませんが、とりあえず、公開を制限するという方針には反対しません。
これに対して、国民がどのように考えるか、ですね。政府の考えに賛同するか、反対するか。そもそも、政府は国民のことを考えているわけではなく、自分の懐に入る賄賂のことなどを考えているのかもしれませんが。

(本文は途中で力尽きているので適当になってます(笑)。適当に補完して読んでください…。)

このような事態に対して、孔子はどのような言葉を遺しているのでしょうね。
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世界中から消えるミツバチを呼び戻せ!道路脇の「花壇」化計画 フランス

2010/01/20 17:28



小耳にははさんでいたのですが、いま、世界中でミツバチが謎の大量死をするという現象が起こっているそうです。
記事によれば、通常、巣箱にいるミツバチは5%程度しか減少しないそうなのですが、「蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder、CCD)」と呼ばれる現象が起こると、壊滅的(5割〜9割)な打撃を受けるそうなのです。
原因は分かっておらず、大気汚染なのか、栄養不良なのか、はたまた未知のウィルスなのか…。

ミツバチは、言わずと知れた、蜂蜜を生産する昆虫です。
また、生態系の中でも、植物をつなぐ働きをしているそうで、きわめて重要な役割を担っています。
実感したことはありませんが、おそらく、ミツバチがいなくなると既存の生態系は大きく変わるものと想像されます。

そんなミツバチを守ろうと、フランスが花を育てるという実験を始めたそうです。
このような成果の結果が出るのは何年後か分かりませんが、何かの解決になればよいと思います。
まあ、花粉症など、思わぬ弊害を起こしてしまうことがあるかもしれませんけれども!(笑)

世界(といってもフランスだけか?)がそんな動きを見せる中、日本は、何か対策を考えているのでしょうか。
そもそも、この現象が日本で起こっているかは分かりませんが…。
国で何かをしようとしても、また事業仕分けされてしまうのでしょうかねえ。
「蜂蜜が食卓からなくなっても、誰が困るんですか?」
見識のない仕分け委員などは、こんなことを言い出しそうですね。

確かに、このあたりの研究に価値はつけられません。
どれだけの経済的効果を生み出すか、まったく予想がつきません。
しかし、人々の安心感という、金銭で計ることができないものも、やはり保護する必要があるのではないでしょうか。
生物が大量に死に絶えるというのは、はっきり言って、異常な事態です。
自然に何かが起こっているとしか思えません。
これを聞いて、何も不安を感じない人はいないと思います。もしかして、人体に影響する何かが起こっているのではないだろうか、こんな中で作られた蜂蜜には何か問題があるのではないだろうか、等々。

このような、何とも価値をつけられないものと、価値をつけられるものを比べる。
その難儀な仕事をするのが、事業仕分け人に求められる仕事であるはずです。
それを分かっていれば「2位ではいけないんですか」などという不見識極まりない発言など出てこないはずです。

…なんだか、最初の記事と言っていることが大きく乖離してしまいました(笑)。
まあ、とにかく、今後どうなっていくか、気になる問題であります。
そういえば、関連した書籍も出ていたような。
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0


共著「ロースクール演習会社法」

2010/01/17 12:57

ロースクール演習会社法
法学書院

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受験新報(だったはず)に連載されていた演習問題を一冊の本にまとめたものです。
名前の通り、会社法について、様々な問題を集めています。

会社法の重要な論点について、網羅的に書かれている本です。
それなりに薄く、頑張ろうという気になります(笑)。葉玉の百問、悪くはないのですが、辞書みたいな分厚さで、どこから手を付けていいか悩んでしまうのですよね…。

解説は数人の先生が書いているのですが、内容で矛盾するようなところはなく、そんなに迷うことにはならないと思います。ただ、中には先鋭的な説で書いている人もおり、江頭先生の教科書などで勉強していると「えっ!?」と思うような説明をしていて驚くこともあります。とはいえ、それはまれで、ほぼ全て、通説的(どちらかといえば学説寄り)に書かれていると思います。当然ながら、判例は全て紹介したうえで、です。

問題は一行形式ではなく、すべて事例問題です。判例の事案を簡略化したものから、オリジナル風のものまで、いろいろなものが取り揃えられています。そのため、これ一冊をマスターすれば、ほとんどの形式の問題に対応できるのではないでしょうか。
扱いやすさもよく、内容も充実しているので、個人的にはオススメの一冊です。
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